水戸で学んだ、米屋の未来。AIと人の経験を掛け合わせるということ
こんにちは。
名古屋市西区の米屋、株式会社米由「匠こめよし」の野田沙希です。
五つ星お米マイスターとして、日々お米の仕入れ・精米・炊飯・飲食店様へのご提案に携わっています。
今週は、水戸で開催された日米連の研修に参加してきました。
テーマは、米屋におけるAIの有効活用について。
神戸の米屋「いづよね」さんから、ChatGPTを活用した発信や業務改善のお話を伺いました。
AIというと、少し難しく聞こえるかもしれません。けれど、今回学んで感じたのは、AIは米屋の仕事を奪うものではなく、米屋が持っている経験や知識を、もっと多くの方に伝えるための道具なのだということです。
ChatGPTを選んだ理由
実は私も、これまでGeminiやCopilotなど、いくつかのAIを試してきました。
それぞれに良さはありますが、最終的に私はChatGPTに決めました。
お米の仕事は、数字や価格だけでは語れません。
同じ品種でも、産地や年によって違います。
同じお米でも、精米したてか、保存状態はどうか、炊飯器や水加減によっても味わいは変わります。
飲食店様であれば、白ごはんなのか、寿司飯なのか、丼なのか、炒飯なのかによって、合うお米も変わります。
そうした現場の積み重ねを、きちんと言葉にして伝えていくこと。
これが、これからの米屋にとって、とても大切だと感じました。
水戸で過ごし、感じたこと
研修の合間には、水戸の街も歩きました。
偕楽園にバスで行きました。好文亭、竹林、庭園から見える千波湖の景色。

静かで、落ち着いていて、歴史の重みを感じる時間でした。

旅先で食べた納豆も、やはり水戸らしい一品でした。

写真に残した納豆を見ながら、あらためて思ったのは、食べ物にはその土地の空気や文化があるということです。
お米も同じです。
ただ「コシヒカリ」「あきたこまち」「ハツシモ」と名前で選ぶだけでなく、
どんな土地で育ち、どんな気候の年に収穫され、どんな用途で食べられるのか。
そこまで知ることで、お米はもっと面白くなります。
AIに任せるのではなく、経験を伝えるために使う
今回の研修で、私が一番大切だと思ったことは、
AIに丸投げするのではなく、自分たちの経験を伝えるためにAIを使うということです。
株式会社米由は、長年にわたり飲食店様向けのお米を扱ってきました。
毎日精米をし、品質を確認し、お客様から「今日のお米はどうだったか」「この料理に合うお米は何か」とご相談をいただきます。
その現場で得た経験は、簡単に真似できるものではありません。
けれど、今まではその経験を、ホームページ上に十分に残せていませんでした。
これからは、毎週ブログを更新し、五つ星お米マイスターとして、米屋として、現場で感じていることを発信していきます。
株式会社米由 匠こめよし
五つ星お米マイスター
野田沙希
